外壁面積を算出するためには、基本的には図面が必要です。専門業者から図面も発行されますから、それを確認した上で面積を算出するのが一般的ではあります。

しかし、実は図面がなくても面積を算出する事は可能なのです。述べ床面積が分かっていれば、一応は大まかな面積を計算する事はできます。

計算式自体は非常にシンプルで、床面積に1.1や1.4などの係数を乗じるだけです。その係数の数字は、建物の規模によって異なります。

例えば30坪の建物の場合は、おおむね130平方メートルであると算出可能なのです。そもそも1坪は3.3平方メートルになるでしょう。30坪の建物の場合は、大ざっぱには100平方メートルになります。

その100という数字に対して、1.3という係数を掛け算します。計算結果は、上述の130平方メートルになる訳です。

ですから外壁の面積は、建物の坪数に左右されます。もちろん大きな建物であれば、外壁面積も大きくなる訳ですが、あくまでも「概算」にとどまる点は注意を要するでしょう。

確かに上述のような計算式を適用すれば、建物の大まかな面積を算出する事は可能ですが、あくまでも「大まか」な数字になります。正確な面積を確認したい時は、やはり図面や実測が必要です。